極端に短い鼻、こうもりのような耳、そして短い尾。
数ある犬種の中でもとりわけ外見のインパクトが強い犬種が
フレンチブルドッグです。
もともとブルドックという犬種は闘犬として期待され、
品種改良が行われました。
しかしこのフレンチブルドッグは小型で軽量、温和な性格と
闘犬として相応しい素質を備えていない
という非常に大きな特徴を持っています。
もともとイギリスで誕生した犬種であるのも関わらず本国では人気が出ず、
フランスに渡ってから人気が出たという経緯があります。
そのため、フレンチブルドッグを
「ブルドッグ・フランセーズ」と呼ぶことがあります。
ネズミ捕りにも優れており、
かつては労働者階級の間で人気を博していましたが、
その後上流階級の愛玩犬としての地位を獲得、
現在では上流階級のステータスシンボルとしても人気を集めています。
日本でも2000年に入ったあたりから人気が上昇する傾向を見せており、
2008年のジャパンケンネル協会における登録数では1万2563頭。
全犬種中8位のランクとなっています。
体高はオス・メスともに27〜30cm程度。
体重は8〜14s程度まで。
寿命は9〜11歳。
好き嫌いがはっきり分かれる傾向のある犬種ですが、
それだけに独特の魅力を持っているといえるでしょう。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
ちょっといかつい外見。
そして闘犬であるブルドッグをルーツに持つという歴史。
これらからフレンチブルドッグというと獰猛な性格をしている
と思っている人も多いようです。
しかし実際にはフレンチブルドッグは穏やかで気立てのよい性格をしています。
もともとイギリスから渡ってきたブルドッグが品種改良される過程で
獰猛で頑固な性格がやわらげられて作られたフレンチブルドッグ。
そのため外見のイメージとは裏腹に愛らしい性格をしているのです。
愛情深く、しかも利口で物覚えもいい。
しかも頑固さもないため、無駄吠えなどの問題もほとんどありません。
抱っこもしやすく、喜んでくれます。
そのため初心者でも非常に飼いやすい犬種とされています。
その反面、陽気で活発、
がっしりとした体で元気いっぱいに動き回ってくれます。
また飼い主を楽しませるのが大好きで、人見知りもほとんどしません。
見知らぬ人や他の犬種とも仲良く慣れるなど、
環境へとの適応力にも優れています。
独特の味がある外見に加えてこの愛らしい性格。
フレンチブルドッグの人気の秘訣といえるでしょう。
飼いやすさと頑強な体。
幅広い層に愛される理想的なペット犬としての資質を
そなえているといえるでしょう。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
素人ではパッと見ですぐに区別ができるフレンチブルドッグ。
その外見的特徴には事欠きません。
まずなんといっても鼻。
そしてややたるみ気味でシワが寄った皮膚。
顔に強い個性を持っているのが大きな特徴です。
この鼻は「ローズ耳」と呼ばれています。
さらに顔の形、四角い頭で正面から見るとその個性がより引き立ちます。
それから耳。
本家ともいえるブルドッグとの最大の違いがこの耳です。
「こうもり耳(バット・イアー)」とも呼ばれる
こうもりの羽のように立った耳をしています。
現在、ブルドッグとフレンチブルドッグを分ける最大の要素といわれており、
現在ではこうもり耳以外は失格とされています。
そして筋肉してがっしりとした体型。
もともと闘犬だったブルドッグの名残りを残しており、
大きな骨と豊かで発達した筋肉は
他の小型犬にはない独特の特徴と魅力をもたらしています。
体高と体長のバランスもよく、さらに滑らかで短い被毛ということもあって
大変見栄えのする体つきをしています。
尾は非常に短く、ほとんどできないほど。
付け根が太く、尻の低い位置についている特徴があります。
このように、外見が非常に特徴的なフレンチブルドッグ。
それだけに飼う人を選ぶ傾向がありますが、
好きな人にとっては大変魅力的な
飽きないペット犬となってくれることでしょう。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
ユニークな外見に愛らしい性格。
フレンチブルドッグにはさまざまな魅力があります。
そんな魅力のひとつが多彩な毛色です。
フレンチブルドッグはさまざまな種類の毛色があることで知られています。
フレンチブルドッグの毛色は大きく4種類に分けられます。
まず黒を基調に褐色系の差し毛が入った「ブリンドル」、
茶色系の「フォーン」、白系の「クリーム」、
そして白を基調にブリンドルかフォーンのまだらが入った「バイド」です。
この4種類それぞれにバリエーションがあり、
多彩な毛色を構成しています。
もっとも一般的なのが「タイガー・ブリンドル」。
黒に褐色の差し毛が入ったタイプです。
胸部が白くなっている場合もあります。
それから差し毛がわずかでほとんど黒一色となっている
「ブラック・ブリンドル」という犬種もあります。
また、白を基調に褐色の斑点が入っているものを
「ハニー・バイド」と呼んでいます。
あまり望ましいとされていない毛色もあります。
たとえば青みがある灰色に褐色の斑点が入っている「ブルー・ブリンドル」、
白地に青みがある灰色の斑点が入っている「ブルー・バイド」、
体全体に小さな斑点が入っている「ティッキング・バイド」などです。
さらに、公式に認定されていない毛色として
茶色一色の「ブラウン」もあります。
毛色によって評価される面がありますが、
ショーに出すのではない限り、好みの問題となるでしょう。
これら多彩なカラーの中から自分の好みに合った子を探すのも
フレンチドッグを飼う楽しみといえそうです。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア